ソフトクリーム。

暑い。もう体を動かすのがめんどくさいほどに暑い。
暑くてだるくてしんどくて帰りたくて眠くて頭痛くて風邪気味で体力落ちているような気分になって暑くてだるくてしんどくて帰りたくて眠くて頭痛くて風邪気味で体力落ちているような気分になって暑くてだるくてしんどくて帰りたくて眠くて頭悪くて風邪気味で体力落ちているような気分になって。
そんな日の午後1時から外でハンドボールをやらされた。
ハンドボールのコートはバスケのコートよりだいぶでかい。
だが、やっている内容は大差ないといっても過言ではないだろう。
そして我がチームは解散の危機を向かえるほどに出席率が悪い。当然補欠もいなければ、休憩する時間もない。
そんな中で俺は15分間。土の上を。這いずり回った。
はっきり言おう。俺はハンドボールが嫌いだ。
高校の頃からずーっと嫌いだった。別にソフトボールが大好きだったサカゲンが嫌いだったからソフトボールが嫌いだったわけではない。そもそも俺はサカゲンよりサカボンのほうが嫌いだ。いや、別にそういうわけじゃない。サカボンとはあれだ。ただの腐れ縁だ。もう切れたようだが。
話を戻そう。なぜ俺がハンドボールが嫌いか。