ふらーれん

釣れた。フラオ。次はふらお君な。それにしてもたびたび酷い敬称を思いつくものだ。
俺の愛するべき彼女が死にかけて三日目になる俺におにぎりを作ってくれた。すごく嬉しい。本当にいくらでも食べられる気がする。別に卑屈になっているわけじゃない。本当に嬉しくてそれを皆に伝えたいだけなのだけれども、どうしてこんなにタダの可哀相な子みたいになってしまうのかはきっと俺の器量のなさがさせるんだ。馬鹿馬鹿っ!