なんで蛾だったのか。我かな。

朝っぱらから紋白蝶の幼虫が卵から孵って、成長して、蛹になり、成虫になる姿を放送しているこの国はいい国である。
羽化したばかりの蝶のしっとりとした細かい毛におおわれた姿はきれいだ。乾いちゃうともうただの虫。ただの虫だと愛でる度が下がる。俺は姫じゃない。
虫といえば、事象箱庭療法をやっていると、成長しきって2センチほど、もっとかもしれない、厚い絨毯となった芝の裏から大量の団子虫とミミズが現れる。あとは、苔が蒸していて、蒸すというか乱立?していて、すごいのだ。これがもう本当にすごい。分厚くてな。庭はふっかふかなのだが、めくるとすごいぞ。団子虫やら多足類がな。
蚕の幼虫は嫌い。いや、蚕が幼虫なのだが。蛾なんだけどな。でっかい我!