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暇潰しと興味本位で日本のかるとの本を読んでいる。宗教な。読んでると、テツガクとは限りなくここに近い世界だよな。人を不幸にすると言われるようなものとなんも変わらないことをやってるわけだ。テツガクで幸せになんかなれないものね。とか思うわけだ。ほとんどかると。だからにーちぇみたいにデッカイの打ち上げた人がいんだろう。
なら、宗教とテツガクの違いは何か。信者がいるかどうかなんだけど、テツガクの専門家も信者みたいなものだ。
それは諦めの有無ではないか。どこかで信じきることは出来ない不協和音。信じると理論の中間で宙ぶらりんになる気持ち悪さ。傾けなさ。
首猛夫は無重力にほうりだされたとき、自らの傾きによって動き出すと言った。果たしてそれは真実だろうか。傾きえる人にとってそれは明白だろう。だが、しかし。